マレーシア・デジタルエコノミー公社(MDEC)は22年10月、主にIT業界で働く場所にとらわれずに仕事をする人向けに、デジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)の発給を開始しましたが、ここでは税金の取り扱いについてアップデートします。
MDECが提供しているFAQによると、本ビザで滞在する人の税の取り扱いは、その人のステータス(フリーランサーorリモートワーカー)や収入の源泉(マレーシア国外or国内)で異なり、まとめると下記の表のようになります。これはデジタルノマドビザ保有者特有の取り扱いではなく、個人所得税の一般的な取り扱いと同じです。
マレーシアは国外で稼得したもの(国外源泉所得)で、かつマレーシアで受領されていない所得については現時点では課税しないこととしています。将来的には税の取り扱いが異なってくる可能性がありますので、情報を随時アップデートする必要があります。
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