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短期滞在ビザ "PLS@XPATS"の開始

マレーシア入国管理局は10月3日、30日以内の就労を認める短期滞在ビザPermission To Work For Foreign Professionals With Social Visit Pass (PLS@XPATS) を導入しました。


 通常、観光ビザでは最長90日間(日本パスポートなど)の滞在が認められていますが、このビザではミーティングや訪問などを除く就労行為は認められていません。マレーシアへの出張者が、短期間で営業活動や機械の修理などを行う場合は、プロフェッショナル・ビジット・パス(PVP)もしくは雇用パスの取得が必要でした。通常れらのパスの取得には時間がかかり、特に短期間の出張で完結するような業務の場合、出張のスケジュールにパスが間に合わないケースもあることが課題となっていました。"PLS@XPATS" はこれらの課題を解決することができるかと思います。


・用途

外国人専門家が重要な作業を実施するためにマレーシアに滞在する


・期間

最長30日間


・申請可能業種

a) Security & Defense/ セキュリティー・防衛

b) Manufacturing/ 製造

c) Construction/ 建設

d) Health & Medical/ 健康・医療

e) Oil, Gas & Energy/ 石油・ガス・エネルギー

f) Finance & Banking/ 金融・銀行

g) Electrical & Electronics/ 電気電子

h) Wholesale & Retail/ 小売・卸売

i) Tourism/ 観光

j) Business Services/ 専門サービス

k) Commodity/ コモディティ・一次産品

l) Education/ 教育

m) Agriculture/ 農業

n) Aviation/ 航空

o) Information, Technology & Infrastructure/ ITインフラ


・申請手順

入国前に受け入れ会社または本人が、下記のサイトから申請

PLS@XPATS 申請画面
PLS@XPATS 申請画面

提出書類:下記の書類をアップロード

a. Official application/invitation letter from employer/ 受け入れ会社からの申請レター

b. All pages of the applicant’s passport (validity period SIX(6) MONTHS and above)/ パスポートのコピー、6ヶ月以上の残存期間が必要

c. SSM e-info/ 受け入れ会社の登記簿

d. Working schedule & Job description/ 就労スケジュール、職務内容

e. Confirmed flight ticket (ETA & ETD)/ 航空券のEチケット

f. Other relevant documents (if any)/ その他サポート書類


承認された場合、申請から3営業日以内に承認レターがサイトから発行され、そのレターを入国時に提示することでパスが発給されます。


尚、マレーシアの入国にあたり事前にビザが必要となる国のパスポートを保有している場合、Visa Without Reference (VTR) を大使館で申請するか、もしくは eVISAをあわせて取得する必要があります。


PLS@XPATS 申請フロー(マレーシア入国管理局より)
PLS@XPATS 申請フロー(マレーシア入国管理局より)




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